2016年12月28日水曜日

Rhino標準レンダの使い方


SMAPの解散とともに 2016年もいよいよ終わりです。
diprossも皆さんにお世話になりました。(解散はしません)

ところで年賀状はもう書きましたか?

年賀状には間に合わないかもしれませんが
実は結構使えるRhinoの標準レンダの基本的な使いかたをメモしておきます。



■まず何でもいいのでオブジェクトを立ち上げてください。


1.色を付けたいパーツごとにレイヤー分けします。
色ごとにレイヤー分けしておくと後から色の調整がしやすくなります。


2.変更したいレイヤーのマテリアルボタンを押します。

開いたマテリアルウィンドウの
「+ 新規作成」を押して
使用したいマテリアルの設定ファイルを選択します。


3.今回はMetal / GOLDを選します。
光沢や反射、色等の設定が自動で割り当てられます。
好みに合わせて細かく色・反射率等の調整も可能です。


4.表示を[レンダリング]にしましょう
最終のレンダリングほどではありませんが
色やマテリアルがイメージしやすくなります。

■金属のキラキラ感を出すために環境光(HDR)を足します。
5.最終レンダでメッキのキラキラ感を出すために
「レンダリング/環境エディタ」から「環境」を選びます


6.環境エディタウィンドウの「背景」を「環境」に変えます。



7.環境ファイルを選択します。
今回は「SKY」を選びます。


8.「SKY」選択で作業画面にも環境の色味がつきます。

9.一度お試しレンダリングしてみましょう。
少し乱反射が加わって金属感が出ました。
この時点でもオブジェクトの形状によっては
十分キラキラしたレンダリング結果を得ることができますが、


■今回の形状だとまだ少し暗いので光源を足します。

10.点光源を追加します
11.さらにもう一つ点光源を追加します。
一つは手前、一つは奥に配置すると光に奥行き感がでます。

12.簡易レンダするとこんな感じで金属感が増しました。
13.光源パネルを開くと現在配置されている光源とその値を調整できます。
光が強すぎると白トビしてしまうので気をつけてください。

■金属感をさらに増すためバンプを使って微細な凹凸をつけていきます。
14.マテリアル設定ウィンドウの真ん中あたりにある「バンプ」をクリックして
金属質感のファイルを選択します。

15.バンプを加えてレンダすると表面に凹凸が現れます。
サーフェスには変化はありません。
バンプの値は5%に下げています

■絵的に文字の立体感が弱いのでパース具合いを変更します。
16.レンダツールの「2点パースを設定」「パース角度を設定」で
パース角度の数字に大きな角度を入力します。
(今回は50)

17.パース角度を強めた状態でレンダしてみます。

■部分的にマテリアルの変更をします。
18.変更したいオブジェクトを選択し、
マテリアルの反映をレイヤーから「オブジェクト」に変更します。



19.マテリアルの 基本設定/色 を赤くします。



20.表示をシェーディングからレンダリングモードにすると
色が反映されているのを確認できます。

■最終レンダの解像度を設定します。
21.「レンダリングの設定」を開き「解像度」を3200×2400に設定します。



22.解像度を高くするとレンダリング時間も長くなりますが
印刷等に使えるきれいな画像が出力されます。
(今回はおよそ1分)

■Photoshop等での加工用素材としては
「BMP」または「TIFF」での保存をおすすめします。

「JPEG」はファイルサイズは小さくなりますが
圧縮されているため画質が悪くなります。


以上 長くなりましたが品の無い「謹賀新年」ができました。

せっかくRhinocerosで設計&モデリングしたら
レンダリングまでしてみてください。
案外 楽しいですよ。

それでは今年も一年ありがとうございました。

よいお年をお迎えください。

ディプロスデザイナー 川合でした。


Rhinoceros関連の販売、トレーニング情報は
3Dスキャナ関連は

新年2017は1/5より営業です。
よろしくお願いします。





2016年12月26日月曜日

SPAR 2016Jに出展しました

こんにちは。ディプロスの営業担当の山田です。
2016年12月9日にSPAR 2016Jと呼ばれる、プラント業界向けの展示会に出展致しました。


SPARJとは?

主に三次元計測に関わるソフトとハードについて、出展企業が各々の事例、成果を発表し、
来場者と情報共有をすることが目的の展示会になっています。



ディプロスでは昨年までDMS(設計製造ソリューション展)やTECH BIZなどの展示会に多く出展をしていたのですが、今回はプラント業界向けということで、初の試みとなりました。

理由としては、弊社の「Mantis Vision社のF5シリーズ」をプラント業界に向けてPRしたい!というのが大きな理由でした。F5は今、建築や配管設備関係で多く導入されており、広範囲の場所を高速にスキャンして3Dデータを取得するハンディスキャナーとして非常に注目されています。




【F5シリーズの詳しい情報はこちら!】
http://www.dipross3d3.com/handy3dscanner


まだまだプラント業界では浸透していないので、今回は業界向けの導入事例と、F5シリーズの紹介のプレゼンテーションをやらせてもらいました。たくさんの人々に聞いてもらえ、反響も大きかったです。



出展した感想と、今後の展示会への取り組みについて


今までは「ものづくり」であるとか、「測定」などのテーマで他業種が集まる展示会に出展することが多かったのですが、今回は業界にフォーカスされていたので、同じ課題を持ったお客様が集まり、どうすれば自社の課題が解決できるのか、非常に真剣になって取り組まれている様子が見られました。

実際に展示会後にお客様からたくさん質問を頂いており、さっそく仕事に繋がっているようなケースもありますので、とてもスピード感をもって目の前の課題に取り組まれている方が多かった印象です。

またこうしたプラント業界向けの展示会だけでなく、課題や業界にフォーカスした展示会に出展するのも有意義であると感じました。今後も弊社の活動をPRしていきますので、宜しくお願い致します!

2016年12月22日木曜日

SolidWorks『面の置き換え』について

こんにちは。
SolidWorksでのモデリングにおいて、『面の置き換え』というコマンドについてを
ご紹介いたします。
このコマンドを用いると、既存のソリッド形状のある一面を任意の面に置き換える事が可能です。
例えば、複雑な曲面に置き換える、履歴のないモデルの面形状を容易に変更できる…など、
使いどころは多いコマンドかと存じます。

例えば、上図のモデルにおいて、中央の直方体のソリッドモデルの天面を、曲面に置き換えたいと
思います。

1)置き換えたい面形状として、サーフェスを用意する
今回は上図のスケッチを基に、回転フィーチャにて曲面を作成しました。

2)『面の置き換え』コマンドを実行する
メニューバー>挿入>面>面の置き換えを実行します。

3)入力欄に、置き換えたい面、サーフェスを選択する
ダイアログの「置き換えパラメータ」の入力欄に、上にはソリッドの面要素、下にはサーフェスを
選択します。

4)コマンドの実行
コマンド確定にて、上図の通り、面を置き換える事ができました。

今回はSolidWorksの『面の置き換え』の使用例をご紹介いたしました。
来年度も皆様にとって素敵な1年であります様、お祈り申し上げます。
以上、ディプロス設計の清原でした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼Rhinoceros等のソフトウェアの販売、トレーニング・セミナーの申し込みはこちら
https://www.dipross-online.com/ (ディプロスオンラインショップ)

▼ソフトウェアの教育、3Dスキャナーの情報はこちら
https://www.dipross3d3.com/ (3D3 Solutions)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


2016年12月14日水曜日

コンフィギュレーションで部品の仕様を切り替える

こんにちは。
今回はSolidWorksの操作より、コンフィギュレーションの使い方についてを
簡単にご紹介したいと思います。この操作により、1つのパートファイルの中で異なった仕様の部品を設計する事などが可能です。
例えば、上図にあるクリスマスツリー。てっぺんにある飾りが1等星と木星と、2つの仕様があったとします。仕様が事なる部品を管理する際、パートファイルを2つに分けて保存する事も方法の一つかと思いますが、ベース部分に大きな変更があった際は、2つのファイルにその変更内容を反映させる工数、様々なミスなどが起きうる懸念もあり、スマートとは言えません。
こういった際に重宝するのがコンフィギュレーションにて管理する方法です。実務においては
国内/海外仕様を切り替える時等に用いる場面が出てくるかと思います。

1)コンフィギュレーションを追加する
ツリーのタブを、「Feature Manager」から「Configuration Manager」に切り替え、ツリーの一番上に
あるPartファイルのシンボルの上で右クリック>コンテキストメニューより「コンフィギュレーションの追加」を選択する。

2)コンフィギュレーション名を設定する。
コンフィギュレーションを追加すると、プロパティが開かれる。ここで、コンフィギュレーション名等を
設定する。
ここでは、一等星の仕様として識別しやすい様、「★」と名前をつけておいた。

3)フィーチャを調整する
今回の例では、下記の通りのフィーチャにて各飾りを作成した。
・1等星の飾り…押し出し1回、ロフト2回
・木星の飾り…回転1回
どのフィーチャにて何が作られたのか、わかりやすい様に各フィーチャ名を変更した。
(分かりやすくしただけで、必ず変えなければいけない訳ではない。)
この「★」コンフィギュレーションでは、木星を作るフィーチャは不要の為、抑制を掛けておいた。

4)コンフィギュレーションを更に追加する。
必要に応じ、コンフィギュレーションを追加する。今回は木星仕様のコンフィギュレーションとして、
「木星」を追加し、先述の手順を踏んで、「1等星」のモデリングに関わるフィーチャは抑制、反対に
木星を作成するフィーチャは活性化しておいた。

5)コンフィギュレーションを切り替える
コンフィギュレーションは、「Configuration Manager」タブより、ツリーから任意のコンフィギュレーションを2クリックする事で切り替えられる。

6)フィーチャの寸法変更を任意のコンフィギュレーションにのみ適応したい場合
フィーチャ編集のプロパティより、上図の赤枠で囲った所から、その寸法がどのコンフィギュレーションに適応されるか、その範囲を選択する事ができる。

今回はコンフィギュレーションの使い方についてをご紹介いたしました。
皆様のご健康とご多幸を祈願して、ハッピーメリークリスマス。
以上ディプロス設計の清原でした。

2016年12月7日水曜日

Grasshopperで叩き加工(槌目)を表現!

Rhinoceros上で動作する無料プラグインソフトGrasshopper(グラスホッパー)にて、サーフェス表面に叩き加工を行ったような形状(槌目加工)の作例をご紹介します。

完成した形状画像がこちらです。



3Dデザインモデルにて形状の事前検討が可能に

データ上でこういった加工を再現することで、実物では作成するまでに時間のかかる形状の事前検討が可能になります。
叩く数(凹み面の数)の設定を変えることで、その場合の形状もすぐさま確認することができます。


難しそうな形状であっても指定のコンポーネント(コマンド)を順を追って複数組み合わていけば、複雑な形状表現が再現できます。

そしてGrasshopper自体は“無料”ですので、使い方さえ覚えれば
多種多様な場面での活用が期待できます!

Grasshopperは最初に使い始めるのに慣れが必要ですが、基本の使用方法が分かれば様々な可能性を秘めていると思います。



弊社で開催しているGrasshopper入門トレーニングでは、
12/14(水)のGrasshopper入門トレーニングでは、こちらの作成方法も含めてご紹介いたします。


次回トレーニング開催日のお知らせ
【日時】2016年12月14日(水) 10:00~17:00
▼その他の詳細な学習内容の確認および、お申込みはこちらからどうぞ


以上、Rhinoceros・Grasshopper教育講師の勝間でした。

2016年12月1日木曜日

後悔しないモデリング~自動保存ファイルの設定

モデリング途中で思わぬ場面でソフトがクラッシュしてしまった経験は、誰もがお持ちではないでしょうか。
Rhinoでそんな経験をされている方には、ぜひ知っていただきたい機能があります。

Autosave(自動保存ファイル)

スペックの低いノートPCでも動作するRhinocerosですが、それでも形状の計算が難しいサーフェスフィレットコマンドや、数百枚規模の大量のサーフェス数のデータを扱って操作していると、突然クラッシュしてしまう場合があります。

「ここまで○○時間作業した苦労が台無し!!」

なぜマメに保存しておかなかったんだろう…と嘆いてしまうところですが、救済策をご紹介します。


Rhinoはユーザーが作成しているファイルとは別に、20分毎に自動保存のファイルを作成しています。
保存場所は、デフォルト設定で以下の場所になっています。

==================================

C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\McNeel\Rhinoceros\5.0\AutoSave
==================================


メニューバーの、ファイル>プロパティ>オプション画面にてRhinoオプション>ファイルの欄を参照すると、保存の時間を何分毎にするかの設定および自動保存場所を設定できます。




常にこれらのコマンドの前に保存


上記の設定ページと同じ場所で、『常にこれらのコマンドの前に保存』というスペースがあります。
形状処理に特に負荷がかかるコマンド名を登録しておけば、コマンド実行時に自動保存をかけてくれます。
例えば可変半径フィレットであれば“FilletEdge”というコマンド名です。
(英語のコマンド名は、コマンド実行時に画面上部のヒストリウィンドウに表示されています)
複数のコマンドを入力する際はコンマで区切ればOKです。


以上、Rhinoceros・Grasshopper教育担当の勝間でした。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼Rhinoceros等のソフトウェアの販売、トレーニング・セミナーの申し込みはこちら
https://www.dipross-online.com/ (ディプロスオンラインショップ)

▼ソフトウェアの教育、3Dスキャナーの情報はこちら
https://www.dipross3d3.com/ (3D3 Solutions)


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━