2016年9月21日水曜日

T-Splinesによるロゴ形状の作成例

本日は弊社ディプロスが日本の総販売代理店として取り扱っているソフト「T-Splines」の機能をご紹介いたします。

T-Splinesは、CADモデラーであるRhinoceros上に、CGソフトと同じポリゴンモデリングのツールを追加することができます。
そのことにより、

1.滑らかで有機的なデザインを作成
2.編集が素早くでき容易なT-Splinesサーフェス
3.リモデリングを行わないで製造するためのモデルのエクスポート

以上のような機能を使用することができます。


ロゴ形状の作例


まずRhinoのテキストオブジェクトのコマンドでフォントのラインを作成します。


図形の中に中心線にあたるポリラインを引いていきます。


中心線を横切るように図形の断面線を引いていきます。


最初に作成したフォントのアウトラインを非表示にして、外周をポリラインで囲んだ状態にします。


【複数の線から生成したT-Splinesサーフェス】のコマンドでT-Splinesサーフェスを生成します。


【厚みを付ける】コマンドで押し出して、厚みをもった箱型の形状にふくらませました。
ここで出てきた立体形状はT-Splinesポリゴンのデータですので、角ばっています。


【スムースとポリゴンの切換え】ボタンでスムージング状態にすると、滑らかな有機形状であることが分かります。


裏面のフェースを削除して、山なりの断面形状に調整します。


続いて細部の調整を行います。(赤色のラインは元のフォントのラインです)
角ばっている部分も、だいぶ丸くなってしまっているので…

角の付近に"エッジ"の要素を追加します。
コマンドは【エッジの挿入】を使用しています。


角の付近にエッジを追加して集めると、その部分が角ばってきます。

完全に【折り目を付ける】というコマンドもありますが、その方法ですと周囲の曲面との整合性がとれないので、今回は角を小さく丸めることで処理しています。




形状中央にあたる制御点を選択して【T-spline制御点のウェイトを編集】コマンドで制御点がT-Splinesサーフェスを引っ張る度合を強くします。
標準の数値は"1"ですが、これを"5"まで強くします。



中央にうっすらと折れ目のラインがつきました。
ここまではT-Splinesポリゴンデータをスムージングの機能で疑似的に滑らかに見せているだけですので、最後にCADデータ(サーフェス)に変換します。

【Rhinoオブジェクトに変換(ポリサーフェスかメッシュに)】コマンドで、同じ形を保ったままサーフェスデータに変換しました。
プロパティパネルで状態を確認すると、"開いたポリサーフェス"として認識されています。
(開いているのは裏面が空いているからです。表面にオープンエッジはありません)


サーフェスに変換した時点で、いくつかのサーフェスに自動的に分割されています。




T-Splinesの販売について

T-Splinesのソフト及び体験版については弊社のオンラインショップで取り扱っております。
プラグインソフトですので、母体であるRhinocerosがない場合は、Rhinoの評価版も併せてお使いいただければご使用いただくことが可能です。

T-Splines商品ページ
 http://www.dipross-online.com/products/detail.php?product_id=14



T-Splines無料評価版ページ

 http://www.dipross-online.com/products/detail.php?product_id=6


以上、diprossデザイナー・CAD講師の勝間でした。

2016年9月14日水曜日

ZBrush導入トレーニング開催のご案内



この度、ディプロス株式会社でZBrush導入トレーニングを開催することをご案内致します。

弊社では主にRhinoceros等の3DCAD、3Dスキャナーをメインに取り扱っておりますが、
東海地区でZBrushに関するセミナーやトレーニングがない、との要望を数多く頂き開催することになりました。

ZBrush導入トレーニングはZBrushのインターフェイスや基本的な操作方法の解説から
簡単なモデルの作成までを操作と解説を交えて学習できる内容となります。

約3時間程度と非常に短い時間で体験できるため、気軽に参加できるトレーニングとなります。
お申し込みはこちらからお願い致します。

対象となる方

・ZBrush初心者の方
・ZBrushの導入を検討している方
・過去に購入したが操作方法がわからない方

概要

【開催日程】 10/12(水) 14:00~17:00 3時間
【費用】 税込み¥10,000 (初回限定)
【定員】 4名(1社1名までとさせて頂きます)
【トレーニング場所】 ディプロス株式会社 トレーニングルーム

トレーニング内容


インターフェイスとビューの操作
ZBrushのインターフェイスとビューの操作方法からご説明致します。
初めてZBrushを触る方でも安心してご参加頂けます。



簡単なモデルの作成
簡単なモデルを作成しながらブラシ、マスク、トランスポーズなどの基本操作を習得頂けます。



モデルの作りこみ
サブディビジョンレベルを使用したモデルの作りこみを行います。
最終的にはポリペイントを使用した色付けまで行います。



ZBrushはある程度基本操作を覚えるまでが大変だと思います。
今回実施するZBrush導入トレーニングで少しでもなれれば良いと思います。

申し込みはこちらまで

申し込みはこちらのページからお願い致します。

定員に達した場合、先着順で締め切りさせて頂きます。ご了承下さい。


次回日程は未定ですが、初回の内容をフィードバックして次回に反映させたいと思っております。

2016年9月7日水曜日

Geomagic for SolidWorks

設計担当の鈴木です。

今回はSolidWorksのプラグインソフト「Geomagic for SolidWorks」をご紹介します。
このソフトウェアはスリーディーシステムズ社で開発されているGeomagic DesignXのリバースモデリング機能を
SolidWorksに追加する製品になります。

普段SolidWorksを利用している技術者がリバースモデリングを行おうと思うと新たにリバースモデリングに特化したソフトウェアを導入し使い方を1から覚える必要があります。

Geomagic for SolidWorksを利用するとインターフェースや操作感はそのままになりますので、
新たにソフトウェアを覚えるより、はるかにハードルが低くなります。
(実際に私も一日で習得することが出来ました。)
さらに価格もGeomagic DesignXを導入する半分の費用に抑えることができ、
SolidWorksのユーザーにとっては良いことばかりです。
気になった方は是非気軽にお問合わせください。


○ツールバー




○メッシュデータとサーフェスデータの比較